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バッテリー修理について
ios14.2バッテリーの消耗が早い?古いiPhoneで影響が発生している。
[2020.12.08] スマホスピタル高田馬場
カテゴリー:バッテリー修理について
アップデート後の不具合や症状については以前から言われ続けていますが、今回もiOS14.2でバッテリーの減りが早くなったと多くの方が投稿しています。
満充電100%から30分で50%にまで落ちたり、数分の使用で5%も減ったりとしているようです。
中でも古い機種に多く、iPhoneSE(第1世代)、iPhone6S、iPhone7やiPhoneXSまでといったiPhoneと、iPadPro(2018)でも同現象が起きているようです。
これがアップデートの不具合の可能性も大きいですが、バッテリーが劣化している可能性もあります。
バッテリーの状態を確認してみると77%と書いてあるのがそうです。一見77%って半分以上のポテンシャルだし大丈夫なんじゃないのか?と思う方もいるかもしれません、実際電池が77%でも慌てて充電しないのでその感覚でしょう。
実はここでの77%というのは「かなり劣化」していると判断となります。以前少し同じような内容をご案内しましたが、新品で100%、減りが早く感じるのが92%、数時間しかもたないのが89%と、おおまかな数値ですがだいたい文面通りの状態になります。大体今回のアップデートの症状は古いモデルに多いとの事なので、そもそも負荷に耐え切れていないのかも・・・
アップデートを知る
アップデート後は電池の減りが早くなるは普通と認識しています。その原因はアップデートには電力を多く使います。劣化しているバッテリーがトドメをさされたような場合や、システムを更新するのは目に見える部分だけでなく深いところまで更新する為、一見終っているように見えて完全には終っていない状態で電力を喰うといった事も挙げられます。目安として数日~1週間程度は様子見です。
また本体がアップデートに対して最適なスペックをしない可能性もあります。
アップデートには「修正」「追加」「最適化」「セキュリティ強化」があり、基本的にはアップデートは最新のモデルに対して行なわれます。
ベースはiOS14で市場に流通する→不具合やバグのフィードバックが増える→重要な問題のみを解決させるアップデートを提供する→新たなバグや不具合が見つかる→修正、追加、セキュリティ等のアップデートが行なわれる→フィードバックが増える→以下無限ループ
要は、ベースiOS14では開発段階でスペックがギリギリになっている古いモデルのiPhoneでの動作検証はしています。以降のプログラムは突貫で追加、修正を行なう為古いモデルでの動作検証や不具合といったところはスペック上追いつかなくなる可能性があります。これが消費電力という形で現われている可能性があります。元々、iPhone6S等古いモデルはiOS14には非対応になる可能性が高かったので、スペック上ギリギリだったのではないでしょうか?
古いiPhoneにおけるアップデートはのポイントは「修正や追加」が重要ではなく、「セキュリティ強化」が最も重要になります。
多くのユーザーがiPhone6sやiPhoneSE(第1世代)を使用していますが、メイン端末として使用するには今iOS14が最後になるかもしれません。またこれまで電池交換をした事がない方は「バッテリー容量」を確認し「劣化」しているようであれば交換を検討してみて下さい。
ただ、アップデートによる電池の減りが早いのは純正バッテリーでもAppleで交換しても減りが早いと聞いています。
それでも劣化しているバッテリーよりは突然電源が切れたりするような現象もなくなります。
バッテリーの減りが早いと感じたら
①バッテリー容量を確認し90%前後なら電池交換を検討する
②iOS14にしている場合はアップデートを待つ
③バックアップを取って機種変更を検討する
この3つが選択肢になります。
iPhoneのバッテリー交換は15分~30分程度で済みます、日数預かったり、データが消えたりといった心配はないのでお気軽にご依頼頂けます。
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