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ガラス割れと液晶破損の違い、知らないと損をするかも!スマホスピタル髙田馬場
[2020.02.02] スマホスピタル高田馬場
さて、今回は「軽度破損」「重度破損」の違いについてご案内しましょう、過去にも似たような内容をご案内していますが、様々な情報サイトで「なぜかわからない」ような記載が多いので迷わないようにしておきましょう。
まず、情報サイトの内容は基本すべてが正しい内容ではないという事です、また内容も古い情報をまとめただけの物が多くあります。毎日更新ではないので、半年に1回程度でしょう、古いものだと1年以上前の情報の場合もあります。
皆さんはこれをどう思いますか?こちらの情報を見て考えてみましょう
●ガラスが割れているが液晶が映る場合
ガラスがバリバリですよね?「ガラス割れ交換=軽度破損」と思うのではないでしょうか?答えは「重度破損」です。その理由をご説明する前に違いを見ていきましょう。
iPhoneの部品の中で画面部品のみ「買取」というのが存在します。これはAndroidスマートフォンにはありません。その理由はiPhoneに比べると構造が脆いからです。
iPhoneの画面部品は液晶部分を守る為にプラ製のベゼル(フレームのような物)があります、構造的には「ガラス、液晶、ベゼル」の3種、綿密に言えば細かな部品がありますが、割愛します。一方でAndroidには「ガラス、液晶」となり「ベゼル」がありません。その為破損しやすく、Androidの画面には「買取」がありません。
ここででてくる「買取」とは、割れた画面からガラスを剥がし「液晶部品のみ」を取り出す事を目的としています。またその工程中(ガラスを剥がす)際に液晶が傷ついてしまうと使い物になりません、その為ガラス割れが酷い物や液晶に干渉しているような場合は、映っていても工程中に破損する可能性がある場合は「重度」となるわけです。
簡単にまとめると、「軽度」の場合「買取」をしてもらう事ができる為、その差額分を「安くして修理を行なう」という事です。その逆で「重度」の場合は「買取」がされない為、「差額分が割引されていない修理費用」となるわけです。
iPhoneの修理相場にバラツキがあるのはこれが1つの原因です。これを行なっていない店舗で安い場合は逆に妙に思います、その理由は簡単です。全て処分または買取してもらえるものだけの方法でいくと利益に影響がでてきます、それでも十分利益が出るよという場合は、「交換用の部品がかなり安い物」つまり低ランクの物の可能性が高くなります。趣味ならまだしも事業として行なっているのであればユーザーの不利益から利益を出すという仕組みですね。
これでなぜ「軽度」「重度」と分けられているのか明確になったかと思います。「ガラス割れ」「液晶破損」の記載だと認識違いが起こりやすい為、当店では「軽度と重度」という分け方をしています。
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