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次期iOS13が発表!そのセキュリティ機能について!
[2019.09.03] スマホスピタル高田馬場
Appleは自社の製品情報を発表する機会があります、それが「WWDC2019」(世界開発者会議)といいます。
今月9月に正式公開前の発表会になるので内容は正式公開の内容に限りなく近くなります。
その最終調整に入っているiOS13ですがセキュリティ面はどうなったのか??
新しい5つのセキュリティ機能
①iOS13ではVoIPアプリがバックグランドで実行されない。(通話アプリ)
WhatsAPPやFacebookのメッセンジャー等もバックグランドで「待機」していてすぐに応答できるようになっていますが、iOS13ではこの「待機」ができなくなります。「不便になる」という危惧はありますが、こういったアプリは待機中にもデータ収集を行っているので、プライバシー侵害の観点からこのセキュリティの導入を決めました。
②サイン・イン・ウィズ・アップル(Sign IN With Apple)
Appleが発表したシングルサインオン(SSO)は安全面から高い評価があります。これはサインインする際にAppleがランダムなアドレスを発行します。これにより、ユーザー個人のメールアドレスが共有されなくなります。安全面の強化として導入されます。
③現在位置を「一度だけ」知らせる
iOS13ではアプリに一度だけ位置情報へのアクセスを許可する機能が追加されます。ちょっと心配だなと思う方もいるかもしれませんが、初回の1度だけです。それ以降そのアプリはユーザーの許可なしには位置情報にアクセスできなくなります。つまり、ユーザーが意図しない通信がなくなるという事です。
④行動を追跡するアプリの警告
前述との組み合わせになりますが、これをロケーショントラッキングと呼びます。これがバックグランドで実行している場合、ポップアップで警告してくれます。また追跡されているアプリ名やその頻度もわかります。どこで位置情報データが送信されたかマップでみる事も可能、引き続き許可をするかどうかのオプションまでもあります。
⑤Wi-FiとBluetoothのトラッキングの制限
アプリによるトラッキングの制限が可能になります。連携するアプリ等が位置情報を必要とする場合があります。ところが、中には特に不要なトラッキングもあります。それをユーザーが制限をかける事ができます。
これらがWWDCで2019で発表されたiOS13のセキュリティに対する新しい対策です。これが正式公開されるのは9月10日の日本時間で深夜2時にAppleが行うイベントになります。
世界中で、スマートフォンのセキュリティ問題がありますが、今回の対策で1つぐらい安心できるようになるのではないでしょうか。
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