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マメ知識
iPhoneでパスポートや身分証明書の管理ができる「デジタル身分証」
[2019.06.20] スマホスピタル高田馬場
カテゴリー:マメ知識
これはドイツ政府のお話しですが、世界で同じように「デジタル証明書」が普及するかもしれません。これは便利な反面セキュリティ面での注意や本体が旅先で壊れてしまった場合等の状況に陥った場合が心配ですが、基本的に持ち歩くiPhoneに組み込める事で忘れてしまう事や、紛失の可能性が低くなるのかもしれません。
2019年の秋から開始
ドイツ政府の発表ではiOS13で身分証明書と電子滞在許可証がiPhone上で利用可能になるとの事。実は日本も「マイナンバーの電子化」を計画しています。それにより確定申告や児童手当申請等の手続きがオンライン上で可能になるというものです。もちろん執筆時では対応していません。
対応するiPhoneの条件
iPhoneXR、XS、XS Maxの最新のiPhoneモデルのみになります。Core NFCの機能拡張に必要なハードウェアは上記の最新モデルに埋め込まれている為で、旧iPhoneモデルでは拡張機能を使えない可能性があります。
電子証明書の注意点
モバイルスイカ等の場合はiPhoneの電池がなくなっても、しばらくは予備電力で改札を行き来する事ができます。電子証明の場合はどうでしょうか?表示する電子データであれば予備電力だけで表示や使用できるとは限りません、、、専用の電池を積んでおくとか・・・
iPhoneも機械である為突然壊れてしまう事もあります、修理店だからわかる事ですが・・・そういった場合に必要なのは現物であったり、ペーパーです。普段使いは電子証明書でもいざという時に現物も用意しておいたほうがいいかもしれません。
便利な時代に
これからどんどん便利になっていきます、それに伴い油断も増えていきます。また電子証明書のような物がネットワーク上で繋がるという事は、個人情報や監視の目がある事を指しています。例えば、SNSの投稿するとします、そこにマイナンバーが紐付けられていたら・・・監視者にはバレますね。
上は予測ですがこれから、2020年頃から一層進化していくでしょう。ただ使用者それぞれが自己責任で管理していく必要があります。iPhoneを落とした!紛失したという事は、身分証明書を落とした事と同意です・・・当然そういった場合も想定したセキュリティ対策があるはずですが、不安感はぬぐえません・・・・